Lokahi-a-kulike 

助け合いから生まれる調和、その世界のために。

出来ている、と思う事にこそ課題がある。

出来ているって感じていることって、まだまだその先があって

出来てるから大丈夫、と放置する事で自分の人生を停滞させるな、と感じています。

 

実際に「出来ている」という方の話を聞いてみると、ある意味では出来ていたり、ある解釈の方向で考えると出来ています。(これは他人だと分かりやすいと思います)

図で表すと円グラフの55%は出来てるけど、残りの45%は出来ていない、みたいな。

なので、出来ていないか?と言われると「そうだ」とも言い切れない。

でも、宇宙的に100%で出来ていないと「出来た」とは言えないので

55%の出来で「出来ている」と人間的には言えたとしても

宇宙的には「まだまだなんだけど」と言われてしまう。

他人から見ていても「出来てない訳じゃないけど、それでいいの?」と感じさせます。

が、本人としては55%も出来てるんだから、できてる!となる。

ここが難しい。

 

例えで言えば、恋愛経験が多い=愛について分かっている

家族が仲が良いから愛について分かっている

という訳では一切なく

人を成長させるための苦しみ(病気、ケガ、トラブルなど)も愛だ、という事も学ばないと

愛にも様々な側面があると体験から学べないと

あらゆる側面から「愛」を知り理解しないと「分かった」とは言えない。

 

が、人って55%で出来たと思っちゃうし

人によっては本質的な事から離れているのに、作られた事実に自分は沿っているから出来て居る、と思ってしまう人も居ます。

 

現実的に、女性らしい恰好をしている、ネイルを常にきれいにしている、言動も女性らしくしている、男性とは全く違う自分。

だから私は女性性が強いんだ、と勘違いしている女性が多いですよね。

(このような女性の内面は男性性優位で、女性性はとても低いです)

そして、このような女性は「女性」を理解している、分かっていると思っているのに

「女性的な受容性の高い男性」ばかりが寄ってきて「なんだか理想と違う」と感じると思います。(集まってくる男性で自分の内的な性バランスを取っている)

 

そして、感情面では「出来ている」とした段階で、その人の成長も止まります。

が、難しいのは「出来ている」は確かにある程度は出来て居るんです。

しかし、ここでも55%の出来だったりするわけで。

まだまだ先がある。

でも55%まで出来ているので、出来て居ると思うなってほうが実は難しいのですが

本当の意味で出来て居ないんだと気づくには、それなりの内観と客観的視点で自分を知ることが大切なんだと思います。

(ここを身に着けるにも時間がかかるので、どちらにしても、この学びは非常に長い時間を必要とします)

 

私の場合はアセンダントに火星が合なので、自己主張することが人生の大きなテーマになります。

アセンダントが牡牛なので、自分の価値、才能についての自己主張が大きな肝。

 

が、個人的には自己主張は苦手じゃないんです。

なのでアセンダントのテーマは長い間「出来てる」と放置していたんです。

多分、クライアントさんなど、実際に私と話した事がある人からしても

私に対して消極的で言葉数が少ない、とか自己主張が弱めで控えめ、という印象は持たれないと思います。

良くしゃべるし、言いたい事を言うタイプ、自己主張が激し目と感じられる方が多いと思います。

 

そんな私なので自己主張は「ある程度」は出来るんです。

が、自分の価値や才能という部分の自己主張となると弱腰になるんです。

牡牛座なので、自分の存在意義のような存在理由についての自己主張となると「よくわからなーい」と投げやりになるんです。

 

ある程度できる事にこそ課題があるんだ、と感じています。

そして、課題をのものは「苦手」とすること。

出来れば避けたい、やりたくない、誰かにやってほしいと思う事。

でも、ここを避けたり、やらなかったり、誰かにやってもらおうとすると

確実に人生はうまくいかなくなります。

 

苦手な事こそ、避けたい事こそ課題って言う事も改めて感じています。

ご自身にとって「難なくできること」「比較的得意」なことを改めて掘り下げてみられると良いと思います。

どこか苦手な部分、出来れば手を付けたくない部分、誰かに任せてしまいたい部分があることを感じられると思います。