アングルはどこのポイントを重視して読むか??
ホロスコープを作成すると、必ず表示されるアングルがあります。
このアングルは、基本的にアセンダントを中心に読まれることが多いように感じます。
その理由は、アセンダントが「その人が生まれた日の太陽が上がってくる場所」を示すからだと思います。
占星術で太陽星座は重視され、私たちの魂はその太陽星座のサインが持つ本質を掴むために努力します。
ジオセントリックチャートで言えば、太陽星座、太陽がある場所は「目標地点」
なので、アセンダントを中心に読むアングル=その人の人生の設計図、と表現されるんだと思います。
が、読むポイントを変えれば、当然、読み方も得られる情報も変わるわけですよね。
アングルをICやDCを軸に読むと当然、読み方も得られる内容も変わります。
私自身は「ICとはその人が心の底から望むこと」だと思っています。
一般的には心の安定、こころの基盤と表現されますが、心の底から望むことを叶える、叶える方向で動き出すからこそ、こころの基盤や安定が実現するんだと思います。
だからこと、私はアングルの中で一番重要なんじゃないか、と考えています。
特にICは4ハウスが始まる場所。
4ハウス、蟹座はしっかり自分の内側に繋がり、感情を通じて自己統合をする場所。
まずはここで自己統合をして、自分という存在を明確にしないと「その後」の発展が無い。
それくらい超重要な箇所。
だからこそ、ICを軸にどう自分自身の人生を充実させていくか?という視点で読んでみると面白いと思って、いろいろとリーディングを重ねています。
家族や身近な人をICを軸に読んでみると、また別の発展があり面白いです。
ICを上手に使えているひと、上手に使えていない人の差があるな、と感じています。
上手に使えているひとは、ICをベースに職種を選んだり、実際の仕事でICを満たしている印象がありますが
上手に使えていない人は、ICを誰かに満たしてもらおうと躍起になっているような。
例えばある人のICが「自己アピール」というのが主題だっとすると
上手に使えている人は、SNSやブログを通じて、自分の作品や自分の考えなどを表現していきますし
自分自身をどう表現したらいいか、どうしたら伝わるか?最適な媒体は?と考えますが
上手に使えていない人は、周囲が自分を認めればいいのに!という考えに陥っては、どうしたら周囲が自分を認めるか?ばかり考えている、そんな感じです。
視点が自分に向いていると、外に向いているかの差ですね。
でも、ここを自分の課題として取り組むことは人生にとってとても重要なこと。
そして、ここの課題に取り組み、ICを基準に人生の方向を見ていくことが大切なんだと感じています。
単純に自分軸を形成する上で注目するポイントがICだ、とも言えると思います。