ホロスコープに描かれていることは、今世、学ぶ必要があること
太陽星座が乙女座=真面目でコツコツな人
のように、表現されることがよくあり
太陽星座が乙女座の日は、生まれながらにその資質を持っている、獲得出来ている。
と勘違いされることが多いです。
たまにいらっしゃるんですよね
「私の太陽星座はおとめ座なので、真面目で面白みがないっていうか」とか
「夫の太陽星座はふたご座なので、流行に乗っかっちゃう人なんです」
と、自分や相手の太陽星座を理由に、今の自分や相手を肯定しちゃう人
もしくは、その太陽星座の自分を言い訳にする人。
が、ホロスコープに描かれていること、というのは「今世の課題」であって
特に太陽星座は、あらゆる学びを自ら獲得した先にある目標地点のようなもの。
なので、太陽星座を生まれながらに獲得している人は居ません。
とは言っても太陽星座が乙女座の人は、最初から真面目だったりコツコツするのが得意な人もいます。
が、ここで意識する必要があるのは、バランスの悪い真面目さだったり、コツコツさだったり、していないか?ということ。
自分の天体がある星座って、何割か出来ているゆえに「獲得した」って人間は勘違いしちゃう傾向があると思います。
が、客観的に自分を観察してみると、自分の到達段階は、まだまだ粗削りで、未熟。
洗練されたレベルには遠い状況にも事にも気づきます。
だからこそ、長い時間をかけて、天体たちが与えてくれる課題をコツコツこなした上で
粗削りで未熟な資質を成長させ、洗練させていく必要があるんです。
乙女座の課題は「自分を社会で役立てるための調整」です。
社会という場で自分が何が出来るか?を徹底的に知り、その出来る何かを最高レベルまで自ら高める事をしたいわけです。
ゆえに、未熟な乙女座の場合は、出来ているところより、出来ていないところにばかり目が向いて自己批判的になる傾向が高いのも乙女座です。(が、この批判が他者に向く場合もあります)
そして、過去世でやってきたであろう、乙女座の反対の魚座の学びと統合出来る
その間にある中庸を体得していく。
そこで「そうか自分一人で生かされているんじゃないんだ、あくまでも自分は宇宙の一部なんだ。宇宙と共に生きればいい」という真実を理解できる。
そうやって、宇宙の真理、仕組みがまた一つ理解できるって感じです。
ホロスコープに描かれていることは、あくまでも「生まれてきた目標」であり「課題」
なので、すでに獲得している、出来ていると勘違いするのは間違いです。
アセンダントの星座も、すでに獲得しているという勘違いされている方、多いですが
アセンダントこそ、これからコツコツ努力して学び、獲得していく資質です。
ホロスコープは「すでにある」という前提で読み始めると、間違っちゃうのでご注意を。