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助け合いから生まれる調和、その世界のために。

魂の片割れが持つ同じ傷と、岩戸開き

一つの魂を分けた相手だから、同じ傷をもっているんだと思います。

その傷があることで、二人の間に距離が出来たり、別の女性が現れたり、相手を避けたくなったりしてしまう。

再度、統合する過程はその傷がある限り、叶わない・・・

それどこどか、その傷がある限り、お互い相手と再会したことを後悔してしまいます。(再会してから起こることがあまりに辛いため)

 

例えば

「大切な人が居なくなる」

「大切な人が目の前から消えてしまう」

という傷を抱えていると

 

誰かを真剣に好きになれなかったり、

仕事、恋愛、趣味・・・など、様々な事に夢中になれなかったり

家族や人間関係の中で「愛されない」と実感する事象が起きたり

そもそも「愛してはならない」と自分に制限をかけたり

夢半ばのところで、諦めざる負えない状況に追い込まれたり・・・

 

「大切な人」と言う部分が、仕事や趣味、願いなどに姿を変えながら

あらゆる角度から、その傷が持つ悲しみや苦しみを味わうこととなるのです。

 

そしてその悲しみや苦しみを味わう時に、相手の言動が必ず絡む。

そして相手から自分の潜在意識の奥の奥にしまっておいた傷からトラウマ、恥や絶望、苦しみやプライド・・・など闇の全てが引き出され

再体験させられるのです。

 

時に魂の片割れの二人が一緒になる過程の中で別の女性が現れ、二人の仲を裂くことがありますが

それは、二人が持つ傷を双方の立場で再体験し、学び、終わらせるのに一番良いシチュエーションだからです。

 

この過程を終えるために必要なことは、ブロック解除でも、潜在意識の書き換えでもなく

そこにある感情と共にある経験をシッカリ味わい、言語化し、詳細を知る

そして、最終的には『本当はどうしたかったか』に自分で気づいていく。

 

「大切な人が居なくなる」

「大切な人が目の前から消えてしまう」

という傷は、

相手の行動、選択によって出来た傷、という前提があるため

「私にはどうする事も出来ない」

「だって、相手がそうしたかったのだから、受け入れるしかない」

「自分は相手にとって不要な存在だったのだから仕方ない」という傷も出来るため

その裏にある「本当はどうしたかったか」に気づいていく過程は、なかなか険しいのです。

※魂の片割れの二人が持つ思い込みは、似た様な思い込みに集約されることが多いです。

 

だからこそ、そこにある感情や思い、と共にある経験を言語化しつくして

自分がどのような経験をしてきたのかを気付いていく

過去の自分の経験に気づけるから、癒される。

そして、癒された結果に見つかるのが「本当はどうしたかったか」で

ここは人によって様々になるようです。

 

そして、女性が自分が持つ傷に気づき、その詳細に気づき、傷が癒えていくことで

相手のパートナーの潜在意識も癒されていきます。

不思議なことに、女性が気づくたびに、パートナーも自分が持つ傷に気づいていく

そしてそこで、話し合ったり、シェアしあうことで、またより気づきと癒しが進んでいく。

 

よく、ツインソウルの〇段階のような、魂の片割れに出会った二人が経験するステップがあり

そこには女性が先に進んで、パートナーがが後からついていくる、のように書かれていますが

実際に経験してみると、パートナーの方が女性の何倍も忍耐強く、精神性も魂の成熟度も高いことに気づき

どう考えても女性の成長がパートナーより進んでいるように感じないでしょう

 

実はパートナーの方が学びの段階は進んでいて、女性の何倍も「先」に居るからです。

パートナーが女性に追いつくのでもなく、女性がパートナーに追いつく必要があるのです。

 しかし、それは無意識下の話であって

女性が様々な事を学び、気づき、成長することによって、男性も開いていく(本来の姿に戻る)と言う相互作用があるのです。

 

 今回の岩戸開きは魂のパートナーの二人が一緒になることも重要なカギとなると言われていますが

その理由は、女性が女性性を取り戻すことで、パートナーも男性性を取り戻す

なので、物事の現実化が進むからなんだと思います。

 

しかし、現状はそのような相手に出会っていても

相手からさまざまな傷などを引きずり出されても、

女性側が都合よく解釈したり

自分は波動が高いから、問題ないの、と偽ったり

もしくは「相手とは深い関係じゃなかった」と自分の本心から目を背けたり

相手が立ち上がる必要がある

などなど、自分にそう言い聞かせたり

変なスピリチュアル情報を信じ込んで

この過程から遠ざかる女性が、現時点で少なくないと感じています。

もしくは、途中までいい感じに進んだのに、全てを投げだして過程を止めちゃう人も実は居ます。

 

正直、目の前に魂の片割れが居るのに

やっとお互いの深い傷を終わらせ、その傷から自由になれるチャンスがあるのに

エゴ(傷ついた自分)がその過程に飛び込ませない・・・

自分の「今までやってきた」「私は成長した」というプライドが許せずに相手と向き合えない

そうやって自分のエゴやプライドを護ったところで、何が変わるんでしょう

深いところにある自分の声は、相手とまた一つになることを願っているのに・・・

 

今回の7度目の岩戸開きが可能かどうか、は人が自分のエゴ(傷ついた自分)をどれだけ癒せるか、にかかっているわけです。

8回目は無いと言われています。

さて、どうなるか??

 

私達は「自由意志」を宇宙から与えられているため、全ては私たち一人一人次第です。