Lokahi-a-kulike 

助け合いから生まれる調和、その世界のために。

秋分・一歩一歩の積み重ねが未来を創る

22日に秋分がやってきて、エネルギーがまた変化します。

(もう変化を感じている方も多いでしょう)

 

太陽が天秤座に入るというと、相手との調和やバランスが生まれると表現されるかと思いますが

ただ、それは他の天体たちが示す様々な事柄や課題を超えた上での事なので

何もしなくても相手との間に調和が生まれたり、良いバランス関係が生まれることはありません。

 

天秤座の病理は「足りない」と言う不足感。

天秤は必ず軸というか、中心点がありますが、その中心点じゃなく

秤の部分にばかり目が向いてしまう。

常に外側に目が向いていることが、天秤座の病理の根幹です。

 

余談ですが

天秤座は相手からただ受け取るだけではなく、ひとつの仕事をやり遂げるために自分の役割を果たすことを重視すること

すると、自分ではカバーできない役割を担う相手とのご縁が見つかります。

天秤座を活かすには、自分の役割に気づいた上で、自分にできない事を知っていることが前提です。

しかし、牡羊座から乙女座までの学びが終っていない

そのために、ただただ「何かが足りない」「だから、相手が埋めてくれたら」の視点になってしまう。

 

乙女座までの学びが終っていないと、自分に「何かが」足りないから、

「その何か」を相手から受け取ろう、相手との間でバランスを取って自分を安定させてしまおうという視点になります。

が、蟹座の学びもやっていないので「何かが」「何かが」と言うばかりで周囲を困惑させますが。

 

天秤座は別にただ社交的でも、周囲に気づかえるわけでも、八方美人なわけでもなく

自分に足りない何かを相手から受け取ろうとした結果、社交的に見えたり、相手に気づ変えたり、色んな人に同調し八方美人と言われてしまうのです。

だからこそ、色んな人に合わせて、色んな人の意見を受け入れて、自分をどんどん無くしてしまう

その結果、反対にいる牡羊座の「ありのままの自分でいる勇気」に気づけるわけです。

今回はこの部分に意識を向けられる方が多いかもしれませんね。

 

なので、

相手に振り回される、と感じたり

相手と自分のバランスがそもそも悪い、循環が無いことに気づいたり

相手は自分の足りない何かを補う存在じゃないことに気づく方が多いかもしれません。(その流れがすでにきていますが)

 

天秤座の反対には牡羊座がいて、そこに支配星の火星がいて逆行している。

なので、徹底的に「自分とは」「生まれて来た理由」に向き合わされる方が多いでしょう。

もともと燃えている火星に、太陽が真っ向から向き合う。

なかなかハードじゃないでしょうか。

 

今回の秋分図はクインカンクスが多いため、自己主張するだけではなく相手の立場や状況を考えたうえで「第三の道」を見つけるような視点が求められます。

そのためには、相手の話をよく聞いたり、相手の立場や状況を知ること

そして、自分の思いや状況を正しく伝えること、がとても重要。

天秤座が一番苦手とすること。

ただ相手を受け入れて、相手の主張を飲み込んで「相手色になる」ことが美だと思い込む癖がある天秤座にとって自己主張なんて・・・!となる。

 

 

が、秋分図のアセンダントは蟹座。

ルーラーの月は牡牛座にいる天王星とキッチリクインカンクスを取っています。

自分の身を護る財産(才能や個性、知識や経験)などをより深く掘り下げる時期にもなりそうですね。

また、今まで散々、蟹座のテーマには向き合ってきたので、自分の才能や個性などは何か?が見つかり始めた方もいるでしょう。

そうすると、天秤座が求められる自己主張も「何を主張すればいいか」が分かるので、そこまで苦痛じゃないと思います。

今までの努力がジワジワと自分を助けてくるわけです。

 

牡羊座の火星と天秤座の水星もオポジションなので、

この部分から見ても、お互いの状況のすり合わせをしたうえで、相手の立場や状況を理解した上で自分の意見を伝えていく事も大切そうです。

が、オポジションなので、自分の不足感や足りない何かに触発されて

相手が補ってくれない、相手がくれない!と不満につながり

その不満を相手にぶつけるように、攻撃的になってしまう事もあるかと思います。

 

なので、ここでも今までの蟹座の内観が役に立つ訳です。

今までの徹底した内観から

本当に伝えたいことは何か?

自分が言いたいことは何か?を掴んだ人から、この春分の波を上手に使えるわけです。

 

一歩一歩がどれだけ大事か、ですね。

いつかやれば、そのうちやれば・・・という思いも分かりますが

やはり、一歩一歩の積み重ねが、宇宙の流れに近づけるんだと思います。

 

自分の足りない部分に目が向きやすいかと思いますが

だからこそ、牡牛座に天王星がいて、刺激しているんだと思います。

外に目を向けるんじゃない、自分に目を向けるんだ!そこには答えがある!と天体は強く強く伝えています。

 

ただ、刺激をしているのが天王星なので、視点を高くして自分をどう宇宙の次元上昇のために使えるか?

自分のこれらの才能や個性は、宇宙のどんな部分を担うんだろう?

という視点を持った上で、自分の個性や才能に気づいていく必要はありますね。

 

いよいよ、残りわずかな2020年。

そして、どんどんくる宇宙からの後押し。

思いっきり自分を確立するために使ってみてください。

 

ホロスコープの内容というよりも、頭の中にあることをバーっと書いたので分かりずらい部分があるかと思います。

 

続きはこちら → 秋分パート2