Lokahi-a-kulike 

助け合いから生まれる調和、その世界のために。

身体の感覚が鈍い人と直感

身体の感覚が鈍い人が最近、増えているそうです。

コロナによって、マスクを着けている時間が長いことも影響しているようですが

私自身の経験上は、自分の感情に向き合ってこなかった人ほど、感覚が鈍い(正しく感じ取れない)印象があります。

 

たまに

「お腹が痛いと思って病院に行ったら、腰痛だった」とか

「歯の激痛で歯医者に行ったら、歯じゃなくて副鼻腔炎だった」

という話を聞いたことがあります。

私自身、だいぶ前ですが副鼻腔炎をやったことありますが、炎症の場所もあるのかもしれませんが、歯が痛いと感じたことはなかったので、ビックリしました。

関連痛の様な物かなぁ、とも思いますが・・・

 

問題の大半は他人軸だからでしょう。

自分の感覚を無視して、他人の意見に従っていれば、身体の感覚が育たないのも当然です。

その結果、身体のどこで不調が起きているのか?を精査することもできないのだと思います。

 

先日、野口整体の教室に参加した時に、右腕の何かをした後に(何だったか忘れた!)右後ろに意識が向いていることが実感できて面白かったんです

そして、それと同時に、今まで後ろに意識が全く向いていなかったことに気づいて、ビックリしたんですね。

それくらい私たちは、身体に意識を向けなくなると、目で見える範囲しか気にしていないってことでもあるのでしょう。

そして、野口整体の「身体感覚を育てる」とはこういう事なのかな、と思いました。

 

しかし、中には「さっぱり分からない」という方もいらっしゃるそうです。

今まで身体に意識を向けず、心に意識を向けず、頭に意識を向けて生きてきた結果なんでしょうね。

 

身体感覚を鍛えるということは、未病を防ぐことでもあると思います

自分の身体の変化が分かるからこそ、事前に適切に対処できて大事にならなくて済む

※向き合う感情があれば向きあう、整える臓器があれば整える

ちなみに先日の教室の時に、腎臓の位置を整えただけで腰の動きがスムーズになり「腰の痛みは腎臓の位置が原因になることもあるんです」と教えていただき、びっくりしました。

 

話は戻し

他人軸で生きるということは、身体的な問題を引き起こす可能性があると私は考えています。

これからの時代は自分の健康は自分で管理する必要が出てくると思います。

だからこそ、自分の感覚にしっかり意識を向けること、そこに従うことは健康にもつながるわけです。

 

まずは自分の感覚だ、直感だと感じることを採用し続けること。

直感は0.3秒以内に感じたこと、と私は限定しています。

0.5秒以上経ってしまうと、直感によりエゴが作動して「いや、でもだって、どうせ」が始まり、気づいたらエゴの声を直感だとすり替えてしまいます。

 

直感は本当に一瞬

そして、その直感は一回感じたら、二度と戻ってきません。

その瞬間、瞬間でその感覚を感じ取り、採用し続けるしかありませんし

そうやっていかないと、直感は育ちません。

 

直感とは

・ 0.3秒以内に感じ取るもの(それくらい一瞬の話)

・ 未来を見せない(これを実行したから~~なる、という事が分からない)

・ 根拠がない(思考じゃないので、過去の根拠に基づいていないため)

・ 頭以外の身体で感じている(場所は人によるので、探してください)

・ 0.5秒過ぎから「でも、だって、どうせ」というエゴの声が始まり、その声には説得力がある。

 

という感じです。

ご参考まで。