Lokahi-a-kulike 

助け合いから生まれる調和、その世界のために。

共通の言葉を話す相手に出会いたい

ドラマの

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を見直しています。

 

私にとっての主人公の昌と恒星は「獣のように直感的に生きられない存在」で

呉羽とカイジは「思うままに生きる、直感的な存在そのもの」

 

一般的な私たちにとって昌と恒星の存在は「そうするしかない」の存在そのもので

呉羽とカイジの存在は「そうであれたらいいけど」という思いの象徴。

そんな感じ。

 

 

超人気ゲームクリエーターの立花カイジと電撃婚をした呉羽

しかし、呉羽の過去のことが話題となり、マスコミは大さわぎ

 

会社からは「結婚した以上一人じゃないんです、自重してください」と言われ

呉羽は「自重するために結婚したんじゃないの。苦しいときでもいつでも一緒に居たいから結婚したの」と答えますが

それではスポンサーや株主が納得しないから、とカイジの会社の意向で謝罪会見を開くことになった呉羽

 

呉羽は会見で

「あんた何しにきたんだ」というヤジに対して

「うーん、自分以外の何者にもなれないって事を確かめに?」

その様子を見ていたカイジは「くれちん、最高!」と大喜び。

 

呉羽の会見を見て、恒星は昌に

カイジみたいに潔良いい人間はマレなんだよ。

俺はそんな人間じゃない。

たまに感情的になるとロクな事ないし

リスクは犯したくない

それでも、人に支配される人生はゴメンだ

俺、バカか?」

と伝えます。

 

昌はワンマンな社長に対して

「社長以外全員ボンクラなら、社長の言葉は社員の誰にも通じてない事になります

悲しいと思いませんか?

私は悲しいです

社長と言葉が通じなくて

一方通行の関係はしんどいです。」

と伝えて退社することを決めました。

 

恒星は粉飾決算に加担することを止めることを決め

元上司に「こんな不正、どこにでもあるだろう。お前の人生をかけることはないんだよ」と言われ

その言葉に対して恒星は「その逆です、取り戻そうと思っています」と伝え、行動に起こします。

 

結局、昌と恒星、呉羽とカイジ、その2組は「共通の言葉」を話しているってことなんだな、と。

ただ、その共通の言葉というのは、日本語、英語という種類の話じゃなくて

それぞれの魂の経験値から生まれた個性、資質、才能、価値観、大切にしているものから生まれた言葉。

なので、言葉にならない部分で響きあい、共鳴し合い、そこでどんどん循環が生まれ、二人は発展していく。

 

私はライフ・チューニングは自分が持つ言葉を見つける作業でもあると思っています。

魂の軌跡の全てを今の自分が解き明かすこと

今の自分の言葉で、魂の軌跡をすべて表現すること

そこから見つけた自分だけの言葉、それと共に生きてみるということ。

誰かに自分の言葉を合わせるんじゃない、自分の言葉に合う相手を見つけようとする勇気。

 

また、この共通の言葉を話す相手が居ない、という事実が寂しさの根源にあり

みんなその寂しさを終わらせたい、と藻掻いているのではないでしょうか。

 

寂しさを終らせ、目の前に迫った調和の時代の波に乗り

同じ共通言語を話す相手と調和するために

こうやって、自分の言葉を見つけようとする人が多い

 

10年以上前から「感情の感じ切り」や「魂の浄化」「自分の肚の声に従って生きる」という事が注目されたのも

でも、沢山の人が失敗し、失敗したからこそ

でも、同じ言葉を話す相手に会いたい、寂しさを終えたいと思った人が居たからこそ

「正しい方法」を見つけようとした人が居たのではないでしょうか。

 

言葉にならない寂しさ、孤独感、疎外感などを持っている方

それを本気で終わらせたいと思われている方は、ライフ・チューニングを始める時期なのかもしれません。