12ハウス・カイロン
私のカイロンは12ハウスにいます。
以前、読んだ本に「12ハウスにいるカイロンは、大切な目に見えない何かと切り離された感覚」と書かれていて
当時の私が持っている何かにピキーンときて、もっと知りたくなって占星術に興味を持つようになりました。
私自身、どこにも属せないような
どこからも求められないような
この宇宙の中でいる場所も帰る場所も無いような
言葉では言い表せないような深い淋しさを感じていました。
なので昔から、その寂しさをどうにかしたくて
どこかに属している感覚が欲しくて
相手の言いなりになってみたり
相手が喜ぶことを選んで言ってみたりするようなことがありました。
とにかく、どうにか、居場所を確保するために考えて行動していました。
でも、カイロンは魂の傷を表現していますが
それと同時に、カイロンが癒されれば自己改革の切っ掛けとなり、現実を大きく変える切っ掛けとなります。
どう癒していくか?は
やはり、感じている傷を言語化していきながら、詳細を掴み
そこにある感情をすべて感じ切っていくこと。
その傷を昇華していくこと。
そして、もう一つ必要なのが、カイロンがいる場所が示すハウスを意識して生きることなんじゃないか、と思います。
なので、私のカイロンは12ハウス的振る舞いをすること、12ハウスを意識することが大切なのかな、と思っています。
簡単に言えば、直感に従うことだと思います。
12ハウスという宇宙に順応し、宇宙に委ねる。
自分じゃない大きな存在を信じて、そこにすべてをゆだねてみる。
私の場合、思考優先になり、何とかしなきゃと考えて行動し始めると人生が低迷し、何もかもうまくいかなくなりますが
直感優先、直感で生き始めると、色んなことがうまく回り始めます。
人よりもこの傾向が強いのは、カイロンのある場所ゆえなのかもしれません。
個人的にはカイロンはとても重要なポイントだと思っています。
カイロンのハウスをヒントにしてみてはいかがでしょうか?
※サインもヒントにはなりますが、同じサインに数年単位でいるので
サインから読めるものは、世代的な傷という意味合いになると思います。
※カイロンとアスペクトを取る天体もカイロンを癒す、人生に転機を与えるヒントになると思います。
私はどうしても、ホロスコープから「魂の声」とか「魂の青写真」を読み取ろうとします。
たぶん、私自身が「もう失敗したくない」って思いがあるからじゃないかなぁ、と思っています。
たぶん過去世でダラダラして、魂の目的なんて一ミリも意識せずに生きたため
どこかで深く後悔したんじゃないかと思っています。