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助け合いから生まれる調和、その世界のために。

冥王星を深読みする

天王星海王星冥王星といわれる外惑星は地球から遠いため
個々人への影響はあまりない、とされる占星術師の方もいらっしゃいますが

私個人は、その人を深くリーディングするには不可欠、と考えています。

 

個人的な感覚でしかないのですが

地球に近い天体は目に見に見える形で、分かりやすく自分の人生に関わるけど

地球から離れたところにある天体ほど、自分の見えない世界(魂や深層心理)に関わる、みたいな。

なので、実は人生を牛耳っているのは、外惑星だと私は考えています。

 

その中でも、一番遠いところにある冥王星

冥王星は一番遠くに居るからこそ、全体を見て、すべてを知っているんじゃないか、と思っています(根拠なし)

 

実際に進化占星術冥王星=魂のこだわり、という定義づけがあります。

こだわっている、という言葉がどのような意味合いなのか??は私自身は謎ですが

私自身が自分やいろんな方の冥王星を深読みしてみて思うのは

「その人の魂が求めることだけど、視点を変える必要があるポイント」なんじゃないか、と思っています。

冥王星のポイントは魂がこだわっているからこそ、何度も何度もやってきていること、なわけですよね。

魂にとっては慣れているポイント。

ゆえに視野が狭くなっていたり、思い込みが発生したり

慣れているからこそ「出来てる」と勘違いしてしまったり、と

魂の願いの実現を阻んでしまう結果にもなっているんんだろう、と考えています。

 

だからこそ、冥王星に向き合う時は新たな視点を持ち

自己認識を疑ってみること

自分が思い込んでいることに破壊を加え、自分で再生させないと「魂の進化はない」ポイントなんだと思います。

 

ただ、冥王星が存在するポイントだけを読むだけではなく

冥王星が角度を作る天体ももちろん重要になるでしょう。

(個人的にはオーブはかなりタイトに1度、多くて2度かと)

 

私のネイタルでは冥王星と60度を取っているので、過去世から持ち越した感情が絡むわけです。

なので私にとって冥王星が持つ「こだわり」が発展しない理由の一つに「過去世から持ち越した感情」と慣れ合ってしまっている(ある意味受け入れている)可能性は高いわけです。

 

私が感情の感じ切りという、感情を通じて「魂や潜在意識の浄化」をする方法を見つけたのは

ただ過去の経験の統合の結果生まれたものではなく

冥王星が必要としていたからなのかもしれません。

 

また、他にも冥王星ドラゴンヘッドが80度、金星が102度を取っているので

ここも興味深いですね。

私の場合、冥王星の課題を意識する事は、今生の成長には欠かせないようですし

社会全体を宇宙の真理に沿わせてより良くするために働きかけることは、私自身を成長させるようです。

 

冥王星という天体は破壊という象意が強調され過ぎて、忌み嫌う方も居ますが

私自身は、要らないものを破壊させ、必要な物だけで再生させてくれますし

その破壊から再生の過程から、自分の魂の願いが何か?に気づけるため

本当に愛情深い天体だと考えています。

上っ面の「かわいいね~、大好き~~」などの愛情ではなく、

魂のために必要であれば鬼にもなる、鞭を打つこともある。

そんな深い愛情を持っているのが冥王星だと私は考えています。

 

この記事を書いたあとに思い出して書いたものです。

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