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助け合いから生まれる調和、その世界のために。

月星座を自分で満たすことはとても大切。

占星術を勉強していくと、「その人」がそのまま出生図に描かれているんだな、と思います。

その人がどれけ恵まれない環境で生きていて、辛い人生であろうとも、

自分にはどうする事も出来ない、与えられた環境の中で生きるしかない、と嘆いていても

それがちゃんと出生図には描かれている。

ってことは、その環境、状況は自分で選んできたってことになるわけです。

その理由はその環境や状況の中でじゃないと、自分自身が成長できない何かがあるから。

 

でも、自分の状態によっては、自分が置かれている状況を自らの力で乗り越えられず

その状況に順応しては、自分をそこに当てはめようとしたり

諦めてしまって何もできなくなったり

もしくは、誰かに助けてもらおうとしては、依存したりすることもあると思います。

そういう事が起こるときって、月星座が満たされていないからだと思います。

 

月はもともとホロスコープの一番深い4ハウスが自分のホーム。

そして、自分の人生の基盤となるICというポイントがある場所です。

なので、自分の月星座が満たされないと、人生の基盤も揺らぐ訳です。

 

マドモアゼル愛先生が「月は欠損」とお話しされていましたが

何をどうしたら月(自分の根っこ)が満たされるかは、潜在意識レベルで理解しているだけで

顕在意識には上がってきていないため、無意識に他人に満たしてもらおうとするんだと思います。

特に幼少期は親に自分の月を満たすよう、求めるわけですが、親は自分が望む形そのままで自分を満たすことは無いでしょう。

それどころか、子供が欲しい満たされ方とは真逆の事をすると思います。

なので、顕在意識では「欠けている」と感じるんだと思います。

 

そこで親が子供が望むように、子供の月が求めるものを与えたら

子供は「親と一緒に居ないと満たされない」と思い、親に依存する可能性が高まります。

そして、生まれてからずっと親に「ちょうだい、ちょうだい」と与えてもらう事を求め

自分から自分の月を満たそうとしないと思います。

親が与えてくれるなら、家から出る必要も無ければ、友達を作ったりする必要もありませんよね。

それって、与えることによって親が子供の人生を奪う結果になるんだと思います。

なので、親は無意識で子供が欲しい「月星座の満足感」は絶対に与えないんだと思います。

 

私個人の考えですが、月星座のポイントは「過去世で経験してきたこと」だからこそ

今世でも、当たり前に出来るような部分もあったり、周囲から与えられやすいポイントだと思います。

でも、どこか、その月がある星座の本質を掴み切れていなかったり

本質こそを与えられると思っている傾向もあるんじゃないか、と思います。

だからこそ、今世は他人に月星座を満たしてもらうんじゃなくて、自分で満たす術を見つける必要があるんじゃないか、と考えています。

なので、親は「対比」として「あえてそこのポイントは満たさない」ようにしているんだと思います。

 

だからこそ、今世の自分の月星座は自分で満たすこと、が大切なんだと思います。

そして自分で自分の根っこの部分を満たすからこそ、自分の人生そのものも自分で発展させられる。

自分軸であり、自分主導の人生を生きるには、月星座を満たすことが大切なんだと思います。

 

何をどうしたら月星座を満たせるか??

とりあえず、ご自身の月星座を調べて、あとはネットでググると良いと思います。

結構な情報量がありますから。

あとは、自分がどう満たされたいか?を考えて、実行する事だと思います。

そして、もっと他の満たし方や深い満たし方があれば、また情報は入ってきます。

 

自分に必要な情報は必ず入ってくるので、ご自身が引き寄せる情報を信じて

ご自身を満たし始めてください。