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助け合いから生まれる調和、その世界のために。

自分軸と他人軸の良い例 2

自分軸と他人軸の良い例

の別バージョンです。

 

ただ、こちらは微妙な違いしかないので、実際に経験してみないと、分かりにくいかもしれません。

頭で理解しようとせず、感覚的に捉えていただけれ場と思います。

 

*     *

 

こんな様な話を聞いたり、読んだことがありませんか

 

パターンA

先日ね、元同僚がアロマテラピストになったって聞いて。

久しぶりにあったら、もうキラキラしてるし、充実してるし。

自宅で仕事が出来るし、お客さんは1日数組でいいって最高じゃない?実働数時間で稼げるって最高。

話を聞いてたら、私も興味出てきて、アロマテラピーを仕事にしたいって思ったの。

アロマが気になりだしたら、急に色んなご縁が広がって、すごく色んな事がうまくいってるの。

昨日もね、アロマの事を調べたくて図書館に行ったら

なんと、そこで偶然に高校の時の先輩にバッタリ!

話ががずんじゃって「今アロマについて勉強しようと思ってる」って話をしたら、なんと、その先輩がアロマの専門家だったの。

今度、その先輩からアロマについて個人レッスン受けられることになったの。

しかも、その先輩はいくるもアロマテラピーもサロンを経営してるみたいで、営業のノウハウまで教えてもらえるって。

 

なんて話。

 

そして、こんな話に対してのコメント、反応は大半

「すごいですね!まさにアロマテラピストが天命だって宇宙から言われてますね」

「宇宙が最大限の応援してますね!」

などなど。

 

確かにどう考えても、どう見ても「~~をするしかない」流れがそこにある、そう感じずにはいられません。

 

が、これ、意外と「強制終了を含めた転機」だったりします。

こんなにいい流れなのに!?ですが

この人にとってアロマテラピーに意識を一度向けること

高校時代の先輩に出会う事

それによって、将来的にその人が新しい人生を選ぶ必要がある時「何もかもお膳立てされた状態」が訪れることもあるんです。

 

まぁ、ビックリするぐらい順調であり、完璧であり、宇宙に導かれてる感満載です。

 

なぜ、強制終了を伴う転機が起こるのか?

それは、その人がアロマテラピーに目が向く過程の根っこが「他人軸」ベースの選択だったからです。

そしてその選択はその人の他人軸のリアルな姿なのでしょう。

 

例えば、アロマテラピストなら一生食べていけるとか

女性らしい仕事で男性と関わらなくていいから(男性に対しての問題がある場合)

開業したら余計な人間関係で悩まなくていいから(人間関係で向き合っていない問題がある)

アロマテラピストの知人がキラキラして充実してたから(簡単に人生を好転させようとしている)

 

などの「外側基準で選んだ」こと

そして「その選んだ理由が、見たくない問題、解決していない問題をスルーしたい気持ち」が根っこにあり

そこで、その人の他人軸が最大限に強化された結果「自分軸への移行」という段階に入り

徹底的に他人軸を強化される流れとして、「何もかもお膳立てされた状態」が訪れたのです。

 

なら、他人軸が最大限に強化されたら、勝手に軌道修正がはいるのか?って話になりますが

こればかりは分かりません。

その理由は「その人の魂の意図」によるからです。

※魂の意図によっては、一生の間、他人軸を強化しながら生きていく人生もある、という訳です。

 

この「何もかもお膳立てされた状態」がやってきたら、まぁ波に乗るしかないですね。

そして、目の前にやってきた事の全てを受け入れ、そこからコツコツと学んでいく(他人軸から自分軸へ)必要があります。

この過程は、なかなかハードルが高いですが、魂としては準備が整ったので、その状況を引き寄せたのでしょう。

 

私自身もそうのような経験をしたことがありますが、確実にいい流れがきて、お膳立てされまくるのですが、どこか心の中で満足感や喜びで満たされることはなかったです。

どこか焦っていたり、不足感があったり。

でも、今となると「あの時のお陰で大きな転機がきたな」と言えます。

 

*     *

 

さて上記の内容に「似たような状況で」自分軸の場合です。

自分軸によって「何もかもお膳立てされた状態」が訪れる場合は

事前に「決意」があります。

 

ただ、その決意の内容は「もう、幸せになろう」とか「自分を活かして生きよう」とか魂の願いに気づいたので、それを経験しよう、のような内容であって

明確に「アロマテラピストとなって自営します」というものではありません。

漠然としている、未来に何が起こる変わらない、でもそっちに進む、という決意です。

そして決意をしたら、色んな事が起こり始めたな、みたいな感覚です。

 

またその場合、最初に書いた「何もかもお膳立てされてうまくいってます」とは雰囲気が変わります。

 

例えば

 

パターンB

 

最近、自分の感覚を生かして仕事をしようって決めたの。

今まで経理として数字ばかりに向き合ってきたけど、合ってないことに気づいて。

勢いで会社も退職したの。

気分転換にネイルサロンに行ったら、そこでアロマを使ったハンドマッサージをしてもらって。

そうしたら、それがとっても心地よくて

香りと施術の組み合わせって、こんなに人を幸せにするんだな~~って思ったら

アロマテラピーに興味が出てきたの。

私もそういう仕事をしてみたい!って。

で、ネイルの帰りにアロマテラピーの本を借りに図書館に行ったら、ある本に出会ったの。

調べて見たら、本を書いた人がスクールをやってるって分かったから

退職金を使って、そのスクールに入学する事にしたの。

 

みたいな内容になります。

 

最初の流れとこちらの流れの大きな違いは

「パターンAは他人軸を主とした決意で、起きることに対して受動的」

「パターンBは自分軸を主とした決意で、能動的に流れを生み出す」なんです。

どちらも「決意」と書きましたが

 

前者の決意は、徐々に徐々にお膳立てされていく結果「決意を固める」感じで

後者はすでに決意を済ませている、という違いがあります。

 

そして、最大の違いは

パターンAはお試しがほぼない

パターンBは一つ一つお試しがある、そんな感じです。

 

例えば後者は「スクールに入学を決めたけど、退職金で全てを支払えない事が分かった」とか

「スクールに入ろうって決めたら、急にお金が必要になった」とか

「子供が怪我で、数か月入院することになった」など

 

これは無理ってこと?

道を間違えたから止められてる?と言いたくなるほど、かなり厳しいお試しがきます。

そして、そうやって、一回一回「決意を試される」という事が起こります。

 

しかも自分が一番ネックになっているもので試されます。

例ではお金にネックがある人、お金があるから出来るとした人の場合をあげましたが

もちろん、人によって様々なパターンがあります。

 

前者はそういうお試しがほぼなく、本当にスムーズです。

ゆえに最終的にドカンと方向転換させられるんですが。

 

自分軸と他人軸の違いによって人生の中で起こる事も違います。

またパターンAとBからも分かりますが、Aのほうが断然展開が早くBの展開はゆっくりです。

宇宙はゆっくりじわじわ、ここにちゃんと沿っているかどうか?も

自分が自分軸か他人軸かの判断基準になります。

前者を自分軸と勘違いする方が多いですが、宇宙に沿っているかどうか?で確認してください。