相手に言いたい事=自分に言いたい事
相手に言いたい事は自分に言いたい事。
いわゆる鏡の法則の一部の話です。
「相手に言いたい事は自分に言いたい事」って聞くと、ほとんどの人は
相手に言いたいこと、そのままが自分が自分に言いたい事と受け取りますよね。
例えば相手に「あんたって本当に最悪」と言いたくなったら
「自分が自分に最悪って言いたいんだ」と理解する、みたいな。
が、ライフ・チューニングと宇宙の法則 に書きましたが
その言葉と共にある経験こそが、自分で自分に言いたい事、となるのです。
そもそも、「あんたって本当に最悪」って言ったとしても
言った本人が言う「最悪」とは何を意味するのか?わかりませんよね。
言い換えれば相手の「最悪」と言う言葉によって、最悪に引き出された何かを感じているだけ。
例えば、ある人にとっての最悪は「お金にだらしない」を意味するけど
ある人にとっての最悪は「自分の大切なものを取る人」を意味するけど
ある人にとっての最悪は「自分の思い通りに動かない状況」を意味する
という具合で、同じ最悪と言っても、その言葉の背景にある「経験」は人それぞれ違うわけです。
だからこそ、その言葉と共にある経験値が何か?を
ライフ・チューニングを使って(感情と共にある経験を言語化する)知るしか方法はないのです。
そうやって自分の言葉の共にある経験を言葉にしてみると
「え、それ?」ってことが良くあります。
最初に出てきた言葉を鵜呑みにしないようにする必要があるのです。