月星座について
月についてはいろんな意見や考えがありますね。
特に女性の場合は「月星座を大切に」と言われますので、月星座を重視して大切にしてきた方も多いと思います。
そんな中、マドモアゼル愛先生の「月は欠損」という考え方にショックを受ける方が多いのも事実です。
友人やクライアントさんの多くは「無いんだ」「欠損なんだ」とかなりショックを受けていらっしゃった方が多かったのが印象的でした。
ここからは、あくまでも私個人の考えです。
私が学んでいる進化占星術では
「魂の軌跡で経験した全ての感情を月が記憶する」
「現実を見る時のフィルター」
と教えられます。
確かに私たちは、現実を見る時に「過去の経験」を軸(フィルターとして)に現実を見ていますよね。
例えば、男性恐怖症、集合体恐怖症、高所恐怖症・・・などの恐怖症は過去の経験で怖い思いをした結果「もうあんな思いをしないため」に取った防衛手段として存在しますよね。
今ここを生きるのではなく、恐怖を経験しないために、過去の繰り返すための恐怖症。
まさに過去から出来た、現実で傷つかないためのフィルターそのもの。
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感情の感じ切り、感情という側面で考えた時
感情は魂の声として存在しています。
嬉しいや楽しいというプラスの感情は、魂にとって栄養素となり、また自分が行くべき道(魂が喜ぶ道)を指し示します。
その反対に、悲しいや辛いなどのマイナスの感情は魂の願いを邪魔する「思い込み」に直結します。(そこからもっと掘り下げれば、魂が喜ぶ道にもつながります)
感情は魂の願いを叶える上、自分軸で生きる上では重要な要素。
私個人としては「自分の人生に対しての幻想(妄想)を表すのが月」のではないか、と考えています。
「~~のはずなのに、変だな~~。まぁそのうち解決されるでしょ」と受動的になるポイントというか
どれだけアグレッシブな人でも、あえて能動的に変えようとしないポイント、というか。
なので、その幻想(妄想)ポイントを一度自分から外し
「どうするべきか」を考えることで、ようやく人生が動き出す、そんなポイントなんじゃないか、と考えています。
なので、確かに満たす必要もある(けど、視点を変える必要がある)
妄想ポイントゆえに、その妄想の視点限定では欠損部分とも言える
その妄想する背景には、魂の軌跡の全てがあるので、感情をすべて記憶しているのが月、とも言えるんじゃないのかな、と。
私の月は4Hの獅子座にあるので、ザックリ言えば「幼少期、家庭の中でチヤホヤされた」と読めます。
が、私の幼少期を振り返ってみても、そのような経験をした記憶がありません。
父は仕事でほぼ家には居なくて、母は祖父母の介護をしていましたし
両親は私に「自立は重要」というスタンスだったので、小さいころから「甘えるな、自立せよ」と教えられてきました。
が、私の中で常に「家庭の中でチヤホヤされてるはずなのに?大切にされる存在のはずなのに??」という疑問がありました。
そして、ずっと「あれ、変だな?予定と違うんだけど?」という疑問が常にあった、という感じです。
そして、どこか「いつこのズレは『誰かによって』修正されるんだろう」のような感じでした。
私はずっと「自分が経験したい『大切にされている感覚』は周囲が与えてくれるものだ」と思い込んでいたんですね。
が、ホロスコープが本当に言いたい事は「自分が大切にされている」と感じるために「自分の心が満足する方法で、自己アピールをする必要がある(4H獅子座)」わけです。
今までの自分の(狭くて、一方的な)視点を「あえて」ひっくり返すことで、人生が発展するポイントが月
私はそんな風に考えています。